犠牲のサイクルについて学び、自分のパターンがよく理解できました

(女性、40代、パート主婦)

【チャイルドセラピスト講座 第5回】

1.女性性と男性性の講義について、気づいたことと感想を書いてください。

あまり深く考えたことはありませんでしたが社会に出てからは2つの違いを感じるようになり、職場などで出世していく人は必ずでなくても女性性と男性性をうまく使い、その中でネガティブさ、ポジティブさをバランスよく持っているなと感じていたと思います。

家庭でも主人を理解できないと思うこともありましたが、男性性の合理的だったり、論理的だったり決め付けだったりと、そんな部分が強いんだなとわかりました。

2.女性性と男性性のネガティブとポジティブな面が自分の中にもあると実感できますか?
それはどんな要素が特に強く、具体的にどんな影響をあなたにまわりに与えていましたか?

自分に関して言えば女性性のネガティブの面で被害者意識など強い部分に感じました。
自分を犠牲しすぎる面が周りに影響を及ぼしてしまっている…家族には(特に娘)は私の顔色を伺うときが多いです。

あと女性性のネガティブな面で被害者意識ですが、仕事でミスをしたときは心の中でこうなったからこうなってしまったんだ、など人のせいにしたりしています。そうすると仕事に集中できなくなったり、家でも元気がなかったりで悪循環になってしまいます(汗)。

女性性のポジティブ面では痛みに強い(ネガティブでいえば我慢しすぎる)、直感的なところがあるかもしれません。あとは思いつきで行動することが若いときは多かったです。なのでまわりを省みないことが多かったように思います。

3.女性性を否定している女性をサポートするには、どんな方法、どんな言葉かけが有効だと
思いますか?ご自身で考えてください。

女性であるだけで自分はダメだという思いをバーストラウマからひきおこしてしまうので、怒りをかんじた時に思い切り、思いを出させるために、紙に書いたり、ものにぶつけて、その思いを感じきっていいんだよ、というような声かけ、その思いに寄りそって共感してあげることが有効ではと思います。

4.「統合する」とはどういうことだと思いますか?自分の言葉で表現してください。

物事のいい悪いを自分の基準で相手にも当てはめてしまうので、いい悪いという思い込みをはずして、中間の考え方やものごとの捕らえ方も受け入れていく、その方が生きやすくなる。

5.今の自分が今の場所でできる女性性を発揮する仕事、役割とは具体的にどんなことですか?

今の自分ができることは、子育てでの女性性の発揮だと思います。
学校へ行きたくても行けない、娘にそれでいい、そのままのあなたでいいと心から思い支えることだと思います。そのためには自分を見つめ、大切にする意味をみつける、そうすれば家族が元気になれると思っています。

6.「犠牲のサイクル」の講義を聞いての感想を書いてください。

子育て中に犠牲のサイクルに入りやすい、人のケアをする仕事をしている人もはまりやすいというのはわかる気がします。
家族にたいしても犠牲からはじまると、手伝ってくれるはず→怒り→最終的に罪悪感にさいなまれる、といった感じになります。

私の場合、イライラしやすくなるもそうですが、気持ちが外の仕事に向いたりします。そのためか、後になってまた犠牲のサイクルになり子供たちの気持ちが見えない→罪悪感という感じです。

最近は家をあけて友人と食事などにいったり、自分のための時間も作ったりできて(気持ちと向き合うと辛くなるときもありますが)自分の成長も感じています。

7.「価値観の優先順位」についての感想を書いてください。

私は結婚してから主人との価値観の違いにとてもとまどいました。お金に対しても話し合ってもなかなか決まらなかったことが多々ありました。家を買うときも何を一番重要視するかも私と主人とでは意見がかなり割れました。価値観の優先順位についての違いなのか主人が一番大切にしたい部分と私の思う部分が違うと感じました。でもいつも最終的には私に合わせてくれる主人にも感謝の気持ちや優先順位も私が満たしてあげられればと思います。

8.「同一化」についての感想を書いてください。

子供にたいして、私自身が小さいとき子供時代、これができたからこの子もできるはずという期待(思い込み)をしていました。今思えば子供の気持ち(価値観)を尊重せず私の価値観だけを押し付けていたと思います。

9.講義全体を通しての感想は?

今回、犠牲のサイクルについて学び、自分のパターンみたいなものについてよく理解できました。家族にたいしての隠れた期待は本当に多いです。自分を大切にすることはとても大切なことと再確認できました。

でも自分の大切にすることやリフレッシュもとても大切ですが、自分の気持ちと向き合い、フタをしていた感情を感じきってとかしていく…難しい作業ですが続けていきたいと思いました。

先日、恵さんの数秘術のセッションを受けさせてもらい、親との関係のことも聞いてもらえたからか、それがきっかけかはわかりませんが、突然自分の中で娘に対しての罪悪感はよく、「いったん横においといて…」などと言われるのですが、実際、苦しんでいる娘を目の当たりにしているのに「ムリ!」といつも思っていました。

でも「罪悪感も私の一部で罪悪感もひっくるめての全てがそれが今の私なんだから、ムリに手放そうとか切り離さなくてもいいかな…」と急に思えてきました。理由はよくわかりませんが。私の娘に対しての罪悪感もいつか時期がくれば自然に浄化していくのかも…と少し楽になった気がします。