(女性、40代、パート主婦)
【チャイルドセラピスト講座 第7回】
1.理想的な子育てとは?
子供が泣きたいときにうんと泣かせてあげたり、怒りたいときには怒らせてあげる、そんな風に感情の開放をさせてあげて、受け止めてあげる、わがままな時は怒ってもよい!
そして怒った後は、〇〇の理由でお母さん、お父さんは怒ったんだよと説明し、あなたがダメで嫌いで怒ったんじゃないと付け加えてあげる。
感情を出し切った後は理由などがちゃんと子供の心に入っていきやすい。
大人も自分のインナーチャイルドがいるのでスイッチが入った時に子供にぶつけてしまうときもあるが、そのあとはちゃんと「ぶつけてごめんね」と素直にあやまることを自分でもやりながら子供と接していく。
2.思春期の子供との距離のとり方、親としての接し方で、どんなところに気をつけるといいですか?
子供が自分自身と繋がっている子でも思春期は自分のしっかりした殻を作っているので心配しすぎたり、ダメだし、過度の期待、過干渉にならないよう、そっと見守ってあげることが大事。
それでもいつもと様子が違うときには部屋などにいって、いつもと様子がちがうようなんだけれども何かあったの?と歩み寄る。
ちゃんと信頼関係ができていれば子供のほうから言ってきてくれたりする。なのであまりずかずかと入り過ぎないことが大事。
子供を信用しておおらかな気持ちで見守れるように、親自身も自分のインナーチャイルドを癒したり自分の生き方なりを大事にしておく必要もある。
3.あなた自身、すねた時、どんな振る舞いをしていましたか?その時どんな気持ちでしたか?
家庭でも時間がないときや、次々といろいろ頼まれたときなど、ついつい一人で家事も全てこなしてしまいますが、いつも、どうしてわたしばっかり!と感じていました。
そんな自分がいやだなと感じつつも家族に少しつっけんどんな態度で接してしまっていました。こんなに忙しいんだから手伝ってよ!と態度で示していたと思います。
ほしいときにほしい形ではもらえてなくても別な形でもらえていたんだなあとわかりました。
4.あなた自身、どんなペルソナ(仮面)をどんな場面でかぶりますか?
仕事のときなど全面的に自分を出してはいけないときにかぶる気がします。
まわりの状況を見たり自分の立たされている立場を考えながら仮面をつけたりはずしたりしています。
5.チャイルドセラピーの説明を聞き、どう感じましたか?
母親と子供が繋がれるなんてとても素敵で大切なことだなと思いました。
生まれてからの母親との関係、自分は愛されていないという勘違いを埋めることができるなんて、もっと早く知っていれば今のような状況にはならなかったのかなと少し思いました。
6.泣けないで我慢してきたお母さんに、どんな寄り添う言葉をかけると開放が起きますか?(この開放とは、歯止めが外れて泣けることです)
お母さんも毎日、精一杯子育てをやってきて、よくがんばってきましたね!という言葉や、今までがんばってきたことでうまくいっていないことに寄り添ったり、小さいときに我慢ばかりして泣けなかったんじゃないですか?など。
7.泣けないで我慢してきたお子さんに、どんな寄り添う言葉をかけると開放がおきますか?(この開放とは、歯止めが外れて泣けることです)
自分が泣くとおかあさんを困らせてしまうと思っているので泣けない、その場合はおかあさんに先に感情を解放して(泣いて)もらうことで感情を開放できる。
8.赤ちゃんは言葉はわからないはずなのに言葉で語りかけるとなぜわかるのでしょうか?
赤ちゃんは言葉は3%、思いは97%で、思いは声というバイブレーションで感じている。
9.自分自身の『感情の層』を感じてみたときに、怒り、悲しみ、あきらめのフタ、の存在を感じ取れますか?それはどんな時に感じますか?
感じようとしてもなかなか感じとれませんが、カチンとくる出来事があると怒りからはじまり→悲しみ→あきらめのふたと感じていると思います。
怒りだったのに悲しみがでてきて涙があふれてきたりしました。娘のことで学校の先生にわかってもらえないときにとても強く感じました。
10.全体を通しての感想は?
思春期の子の心のことを学べてよかったです。娘は私と同じ空洞タイプなのでどんな感情も感じていいことを具体的に教えていきたいと思いました。そして女の子なので自分を大切にすることがどんなことなのか、自分の気持ちを伝えられるよう娘をサポートしていければな、と思いました。
チャイルドセラピーはとても奥深い内容で、赤ちゃんだけではなく子供、パートナーへもできるということがわかってよかったです。