彼に対しても私を見捨てないか不安で、色々と彼の気持ちを試していました

(30代、女性、主婦)

【チャイルドセラピスト講座 第4回】

1.気持ちは何層にもなっている、ということが理解出来ましたか?
感想、体験を書いて下さい。

何層にもなっている。これは以前から(受講する前から)恵さんとの会話の中でも言われていた事で、今回受講して具体的に理解した時に、私の体験としては、「怒り」の裏側には悲しさ、寂しさ、悔しさ、もっと愛されたい、自分を無下にされた等の気持ちが奥底に出ていると再認識しました。
下の子の父親との間で裏切りが起きた時に、これは嫌という程味わった思いでした。

また、母との間のしこりも、もう私も大人になり癒えたと思っていたし、母はその時精一杯私と関わってくれていたと納得したと思っていましたが、下の子の父親との間で起きた出来事によって、出てきた感情は、結局は母と子供の時の私の気持ちと重なるものでした。

消化したと思っていた感情でしたが、下の子の父親との出来事で、私の子供の時に感じた寂しさ、自分は大切にされていないと感じて育った思いが蘇りました。
その感情が重なりとても苦しかったです。

2.家族と友人と【時間を分け合って気持ちを聞く方法】を実践してみて下さい。
その感想を書いて下さい。

いかに、相手が話している事を途中で遮っていたか実感しました。
何度も遮りたい衝動に駆られました。
そして、私は私で中々核心を言えずにいる事も分かりました。

そして、意識して今回は普段中々出来ない言いにくい自分の気持ちをストレートに言うという事を実践した所、相手はさらりと受け入れてくれ、1人で深く考え言い出せずにいた事は何だったんだろうと思いました。

今回の話し合いで、分かってくれているだろうという事も言葉にして出し合う事で少し認識の違いも確認出来ました。
とはいえ、この宿題を相手に言う時にとても時間がかかりました。

3.あなたの中にいる、今、認識できる悪魔的インナーチャイルドを具体的にあげて下さい。
どの様に向き合ったらいいですか?

自分の思い通りに物事進まないと苦しくなります。
私が望んだ事を彼がしてくれないと不満に思います。そして、拗ねます。
友人には全く出ません。

4.妻の妊娠中、浮気をしたされた、夫と妻のインナーチャイルドについての感想は?
自分にも、思い当たる事はありますか?

自分に思い当たる事は、父親とのコミュニケーションが無く育ったので、男性に求めるものがとても、多かったです。
自分に意識が向いていないと拗ね、お付き合いした方には私の事が好きなら私に◯◯するのは当たり前と思っていましたし、無理な事をわざと言ったり相手を試したり。

母に置いて行かれた事が根っ子にあって、彼に対しても私を見捨てないか不安で、色々と彼の気持ちを試していました。
今思うと恐ろしいです。

5.子育てのメリハリについて、なぜ100%集中する事が大切なのでしょうか?

下の子に関して24時間一緒に居ても中々100パーセントで接してあげられる事は数時間です。
何かをしながら子供と接すると子供はとても不機嫌になります。
そういう中から、意識を向ける大切さは子供を見ていても痛感します。
上の子も全く同じで、意識向けた時は子供の満足度が違います。顔つきとか表情がとても満足しているのが伝わります。

6.貴方なりの、家族に対する褒め方は?
実践してみてどうでしたか?

常に実践しているのはストレートにシンプルに伝えています。
子供達には日常の見たままを伝えると言う事も以前からしていました。
それを実践してきて今の上の子を見ていると、お友達や関わる方に対してとても褒め上手です。それがわざとらしく無くとても自然。

”◯◯ちゃんのこういう所、とても素敵だと何時も思うよ”
等、言い回しが素敵だと思う事が多いです。
褒めるという事、気にかけているんだよという事は日常でとっても大切だと思っています。

7.貴方なりのの家族に対する「大好き」な気持ちの伝え方は?
実践してみてどうでしたか?

生まれた頃から好きという事、愛してるは伝えてきました。伝えると言うより私の中で溢れてしまう気持ちなので、言ってしまっていたという感覚です。
言葉で伝える時の子供達の反応、彼の反応が温かくて大好きです。
こんな生き方を理想としていたのでそんな時、本当に幸せに思います。

8.「叱り方、注意のしかた」で、気を付けなければいけない事は何ですか?

私が今日まで実践してきたのは、
嫌っているから注意や叱っているのでは無いという事。

9.全体を通しての感想をどうぞ。

感情は何層にもなっていて、感情を美化していた事を実感しました。
やはり、向き合いたく無い感情もしっかり味わないと、その先には行けないんだと思いました。
それはまだまだ自分には難しい事ですが、日常で練習していきたいと思っています。