講義の前は私に関心を持たない、褒めない、抱っこしない母が悪い、全ての原因は母にある、自分がかわいそう・・・という気持ちでした

(女性、30代、会社員)

【チャイルドセラピスト講座 第6回】

1.再度あらためて、あなたの子供時代、お母さんに、お父さんにどんな思いでいましたか?講義を聞く前と後で、どのような気づき、変化がありましたか?

[母に対して]
・もっと関心を持って欲しかった。
・褒めてほしかった。
・もっと抱っこしてほしかった。
・綺麗にしていてほしかった。

[父に対して]
ほとんど家にいなかったので、「○○してほしかった」ということは思い浮かびませんし、寂しかったという記憶もないです。
むしろ、父が休日で家にいると「どうしよう・・・」と思っていました。
ただ、酒癖はかなり悪かったので、お酒を飲んで機嫌が悪くなる(荒っぽくなる)のは子供ながらにとても嫌だった記憶があります。

[講義の前と後での変化]
講義の前は私に関心を持たない、褒めない、抱っこしない母が悪い、全ての原因は母にある、自分がかわいそう・・・という気持ちでした。
しかし、母への気持ちを講義で箇条書きにしてみると「~してほしかった」という、『ちょうだいちょうだい』という未熟な気持ちばかりだなと冷静に捉えることができました。
自分が母親になってみて、1人1人に関心を払うことの大変さも知り、子供の頃の未熟な見方をずっと今も引きずっているのだなあと思いました。

2.甘えられなかった、大切にされなかった、という気持ちは、勘違いだと実感できますか?まだできてないところがあれば、それはどんな気持ちからそう思いますか?そのまま正直に書いてみてください。

「妹のことばかりで私には関心がなかった」と信念のようにしがみついていましたが、母から聞いた話だと、私は先天性の心臓の病気があり、生後半年から完全ミルクになり、服薬を続け、夜中にはミルクも吐いてしまうことが多かったそうです。
その度に衣類を替え、布団も替えていた。車の免許も持っていなかったので、電車や自転車で子供を連れて毎週通院、しかも身体が弱いのですぐに風邪を引いたり、体調を崩す、本当に手のかかる赤ちゃんだったようです。
そんな生活が2歳位まで続いていたと聞いています。
私自身にはその頃の記憶はありませんが、愛情がなければそんな生活や面倒をみることはできないので、母からたくさんの愛情を貰っていたのだと思いました。

3.お母さんの痛みの身体と本質を分けてみた時、痛みはどんな痛み(インナーチャイルド)だと思いますか?また、本質にはどんな要素がありますか?

母は5人姉妹の末っ子で、男の子だと期待されながら女の子だったということもあり、「女の自分はダメだ」という思いや、全員年子ということもあり、末っ子ゆえあまり両親からの関心も得られていなかったのかもしれません。
たまにですが、祖母を嫌い・煙たがっているような発言もあります。

母自身も、本当はもっと祖父母から関心を得たかったのではないかと思います。

4.本質のお母さんにイメージで抱きしめられた時、どんな気持ちがしますか?

これはイメージできないというか、照れくさいような、イメージすること自体をまだ拒否しているような感じがします。

5.人から注意された時、すぐ言い返したりせず、否定された!と感じたのを観察し、注意は注意と受け止め、素直に自分の欠点・非を直そうと努力してみてください。それを実践した上での感想を書いてください。

仕事上でのことです。
他部署にも回覧する報告書について、その部署の方から確認のメールがきました。
確認内容も正直、気にするようなポイントでもなく、重箱の隅をつつくようなところを指摘されました。
以前も、同じ方からちょっと高圧的に指摘されたこともあり、「またか・・・」とイラっとしました。
その後、この課題を思い出し、「どうでも良いポイントとはいえ、ミスはミスだし、ちゃんと確認して、報告・謝罪しよう」と気を取り直して早急に対応しました。
報告・謝罪のメールを送信後、
「早急なご対応ありがとうございます。いつも営業所へ不備指摘など適正な報告を指導されていると上席の方からも聞いております。今後ともよろしくお願いいたします。」
というような返信があり、自分でもびっくりしました。
自分がトゲトゲした対応をすると相手も攻撃的になりますが、自分の気持ち次第で相手の対応・反応も変わるのだと実感しました。

6.あなたが、お母さんからほしいものは何でしたか?それは別な時に別な形でもらえていませんでしたか?どんな時にどんな形でしたか?思い出してみてください。

[欲しかったもの→母からの関心]
小学校・中学校時代はテストで良い点を取っても、スポーツ・部活で賞を貰ってもあまり褒められた記憶がなく、私に興味関心が全くないように感じていました。

設問2でも書きましたが、乳児の時にほぼ私にかかりきりの状態で、充分すぎるくらいに関心をもらっていました。

7.また、それらは別の人からもらえていませんでしたか?それは誰ですか?思い出すとどんな気持ちがしますか?

幼少期は母が妹をみていた分、3歳上の兄が私の面倒をよくみてくれていました。
兄の友達たちと遊んでいても、私がトイレに行きたいとか、怪我したときも、友達ではなく私をいつも優先してくれていました。
兄がよく遊んでくれていたから、寂しいという気持ちはほとんどなかったです。

8.正直な気持ちを伝えるコミュニケーションを家族に実践してみて、どうでしたか?

子供に対して、「○○しなさい」「なんで○○なの」と言うのではなく、自分の気持ちを伝えるように(○○だと、お母さん嬉しいな。○○されると、お母さんは悲しい。など)すると、素直に聞いてくれることが多くなったように感じます。
また、「僕がやってあげるね!」「お母さんのために頑張る」など自発的に行動してくれることも増えたように感じます。

夫へは「○○してくれたことが嬉しかった。ありがとう」と感謝だけではなく「嬉しかった」という気持ちを伝えたことで、自分もスッキリできたし、以前よりコミュニケーションもお互いに取ろうという意思が増加したように感じます。

9.過去のネガティブな出来事を通し、どんなことを学べましたか?どんなメリットがありましたか?あなたの人生にどのように貢献してくれましたか?

鬱病になったことは会社も休職し、職種も転換し、迷惑もかけたし、精神病というレッテルを貼られたというネガティブな出来事だと思っていました。
しかし、鬱病になったことでカウンセリングを受け、自分の思考の癖や自分の内面と向き合うこと、自分の気持ちを話すことの大切さをしることもできました。
カウンセリングを体験していなければ、今現在ももっと生きづらかったと思うし、また友人から相談を受けることも多く、同じように悩んでいる人の気持ちにも寄り添えるようになったことはとても良かったと思います。

10.全体を通しての感想は?

講座が進んでいくにつれて、自分が見ている世界や過去の記憶は自分が見たいように、自分の都合がいいように、解釈したり、感じているのだと思い知らされます(苦笑)。
また、この6回目の講座では子供時代の未熟なものの見方、考え方のまま大人になっても引きずっているのだと実感し、恥ずかしく感じるところもありました。
とはいえ、まだまだ「勘違い」と素直に受け入れられない部分もあり、日々のワークを通しながら、自分の中で消化していけたらいいなと思います。

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