嫌な過去に目を向けたら幸せだったという過去にも出会え、本当にびっくりです

(女性、30代、会社員)

【チャイルドセラピスト講座 第6回】

1.再度あらためて、あなたの子供時代、お母さんに、お父さんにどんな思いでいましたか?
講義を聞く前と後で、どのような気づき、変化がありましたか?

3番目ということもあり、あまり注目してもらえないという気持ちはずっとあった。
高校時代の妊娠疑惑の発言がずっと自分を縛り付け、母親に心を開けなかった。
誰に対しても警戒してしまう癖みたいなのは家族に心を開けていないからなのかと思った。
講義を聞く前は自分は被害者意識でいたことを知った。
講義を聞いた後は親にも事情があったことを理解できた。

2.甘えられなかった、大切にされなかった、という気持ちは、勘違いだと実感できますか?
まだできないところがあれば、それはどんな気持ちからそう思いますか?
そのまま正直に書いてみてください。

注目されていないというのも勘違いなのかもしれない。両親はずっと私を見ていた。大切に育ててくれていた。なのに私は信頼ができずに心をずっと閉ざしていた。

3.お母さんの痛みの身体と本質を分けてみた時、痛みはどんな痛み(インナーチャイルド)だと思いますか? また、本質にはどんな要素がありますか?

母はいつも笑顔で接してくれていた。母が笑顔でいることがどれだけ自分を明るくしたかと思う。私のことを信頼してくれなかったのは私が心を閉ざしていたからだった。

4.本質のお母さんにイメージで抱きしめられた時、どんな気持ちがしますか?

昔夜中に起きて母が寝ている部屋のベットに潜り込み、抱きしめてくれた時の感覚を思い出しました。

5.人から注意された時、すぐ言い返したりせず、否定された!と感じたのを観察し、注意は注意として受け止め、素直に自分の欠点・非を治そうと努力してみてください。それを実践した上での感想を書いてください。

まだ実践はできていませんが、主人に何かで指摘されるといつもムカついていた自分がいたことに気が付きました。

6.あなたが、お母さんからほしいものは何でしたか? それは、別な時に別な形でもらえていませんでしたか? どんな時にどんな形でしたか? 思い出してみてください。

信頼と愛情です。母は忙しいのに学校のPTA活動に積極的だったのは
私のことを理解しようとしていたからなのかもしれないと思えるようになった。
信頼してもらう前に自分が心を閉ざしていたということを知った。
子供のころは賞賛してもらうために、縄跳びや習字等をホントに頑張っていた。
そしてそれを褒められた記憶も思い出した。

7.また、それらは別の人からもらえていませんでしたか? それは誰ですか? 思い出すと、どんな気持ちがしますか?

祖父母と同居だったため、祖母には本当に愛情たっぷりに育てられた。
今子供にあやとりを教えられるのは祖母のおかげでした。今も思い出して泣けてきました。

8.正直な気持ちを伝えるコミュニケーションを家族に実践してみて、どうでしたか?

私はこう思うという言い方をすると娘も納得する感じがした。
でも正直な気持ちを伝えるのは難しい。

9.過去のネガティブな出来事を通し、どんなことを学べましたか? どんなメリットがありましたか? あなたの人生にどのように貢献してくれましたか?

親にも事情があったことを理解し、自分はなぜ心を閉ざしていたのかがわかった。
もっと自分に興味をもってほしかった、話を聞いてほしかったのが満たされないので、いつからかどうせわかってくれないと話さなくなったのだった。
今の娘に対しても、自分が聞きたい情報については聞くが、興味がない話題については上の空ということがよくあり、ママ聞いてよ!と言われている。
いつもあなたを見てるよ、受け入れてるよという姿勢が大事かと思った。

10.全体を通しての感想は?

今回は本当に自分を理解する回でした。
自分の性格形成に両親が影響していることを深く理解できました。
勘違いと気付くことにより今まで心をしばっていたものがほどけたような気がします。
自分は家族の愛の中で育ってきた、両親は忙しかったけど、祖父母の愛情もいっぱいに浴びていた。
自分はなんて恵まれていたのかがよくわかった。

恵さん、講座やセラピーで自分の嫌な過去にも目を向けることにより、幸せだったという過去にも出会えました。
本当にびっくりです。
自分の本質は愛と感謝、光だということ、少しでもそこに近づことができると嬉しくて涙があふれてきます。
これからもこんな自分でいいんだよと思いつつ、自分を大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございました。